アカウント・ソーシャルログイン
独自の会員システムに、2012年当時最先端だった Facebook・Twitter の OAuth ログインを実装。プロフィール編集に加え、ユーザーごとのアイデア・コメント・投票の実績を記録します。
2012年、レクサスのグローバル部門であるレクサス インターナショナルは、世界中の最も熱量の高い顧客との直接的な対話チャネルを開設しました。Lexus Ideas Engine は、ファンが将来の車両・Webサイト・オーナー体験に関するアイデアを投稿し、議論し、投票できるクラウドソーシング型のコミュニティプラットフォームです。レクサスの幹部自らが閲覧し、公開の場で回答し、人気アイデアには動画で応えました。この基盤を、J Tech Solutions が企画から設計・開発・運用まで一貫して構築しました。
JTS が設計・開発 2012 · レクサス インターナショナル向け · グローバル

レクサスには、インフォテインメントから内装トリムまで、あらゆることに意見を持つ熱心なオーナーが数多く存在していました。足りなかったのは、それらの声を一箇所に集め、コミュニティ自身が有益な意見を選び出し、最も強いアイデアを次期モデルの企画担当者へ直接届ける、信頼できる仕組みでした。
このプラットフォームは、抑制の効いた、精緻で上質な「レクサスらしさ」を保ちながら、アカウント・投稿・投票・コメント・評価・モデレーションといったソーシャルコミュニティの機構を多言語で備え、グローバルキャンペーン公開時のアクセス集中にも耐える必要がありました。
独自の会員システムに、2012年当時最先端だった Facebook・Twitter の OAuth ログインを実装。プロフィール編集に加え、ユーザーごとのアイデア・コメント・投票の実績を記録します。
車両(内装・外装・性能・安全)・Webサイト・ライフスタイルという3つの領域にわたる投稿・閲覧を実装。カテゴリ別件数、全文検索、ページング、「新着順/人気順」の並び替えに対応します。
各アイデアを加点・減点で採点し、ポイントランキング化する投票エンジン。「人気アイデア」フィードや、アイデア数・コメント数・投票数で並ぶ貢献者ランキングを駆動します。
各アイデアへのスレッド型コメント、モデレーション・注目表示のための管理コンソール、そしてレクサス側が公式回答(人気コンセプトへの動画回答を含む)を投稿できるワークフローを実装しました。
すべての画面を、ピクセル単位のブランド仕様に沿って構築。指定フォント(Nobel/Verdana)を正確なサイズ・ウエイト・トラッキング値で適用し、レクサスのグローバルサイト群と違和感なく並ぶ品質に仕上げました。
グローバル向けに多言語で構築し、RSS とソーシャルシェアに対応。世界同時公開のアクセス集中を吸収できるホスティング構成としました。キャンペーン期間中は本番稼働し、そのコードベースは現在も AWS のスナップショットとして保全されています。

公開版の Ideas Engine では、当時レクサス インターナショナルのゼネラルマネージャーであった Andrew Kirby 氏が前面に立ちました。本人からの挨拶、動画での回答、そしてコミュニティが押し上げた人気アイデア上位10件を掲載。GS-F から「保温・保冷対応カップホルダー」まで、オーナーが確かに耳を傾けられていると感じられる場になりました。

すべてのアイデアは、車両・Webサイト・ライフスタイルに分かれたひとつのショールームで閲覧できました。カテゴリ別の件数表示、全文検索、ページングに対応。加点・減点方式の投票エンジンが各アイデアをポイントランキング化し、公開リーダーボードが貢献度の高いユーザーを可視化しました。

公開期間中、コミュニティは数百件のアイデアと数千件のコメントを生み出しました。当時レクサス インターナショナルのゼネラルマネージャーであった Andrew Kirby 氏が主導し、幹部陣は投稿を読み、公開の場で回答し、人気の高いコンセプトには動画で応えました。
その構造化された公開データの価値は、パイロットの枠を超えて残りました。レクサスのグローバルサイトにユーザー投稿型の専用セクションを立ち上げる契機となり、より長期的な顧客アドバイザリーの仕組みにもつながり、上位得票のコンセプトは社内の企画ブリーフに反映されました。JTS にとっては、ラグジュアリーブランドが顧客と本物の双方向チャネルを築けること、そしてそれを支えるプラットフォームを当社が構築できることの証明となりました。